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ダッハウ強制収容所に行ってきました|ナチスの本拠地から一番近い強制収容所

ダッハウ強制収容所

ドイツ ミュンヘン近郊にあるダッハウ強制収容所に行ってきました。

ダッハウ強制収容所は、ナチス・ドイツが作った強制収容所の中で、最も古い強制収容所と言われています。

ダッハウ収容所は、全部で30以上の国々から20万人が送り込まれ、その内の3分の1近くがユダヤ人であった。

32,099人が収容所内で死亡し、他に約1万人が主に疾病、栄養失調、自殺によりダッハウの支所で死亡した。

1945年初頭にナチスの撤退後にチフスが流行し、体の弱っていた囚人の多くが死亡した。

Wikipediaより引用

 

強制収容所としては、ポーランドの「アウシュビッツ強制収容所」が有名ですが、ナチスの本拠地があったミュンヘンに最も近い「ダッハウ強制収容所」に行ってきましたので、記事にまとめます。

 

ダッハウ強制収容所への行き方

ミュンヘン駅からS2ライン(ピータースハウゼン行き)に乗り、ダッハウ駅を目指すことに。

 

しかし、ここでハプニング!

一緒に行ったドイツ在住の先輩と夢中で話し込んでたら、乗り過ごしてしまい次の駅で降りることに・・・。

折り返しの電車がすぐにあったからいいものの、なんたる失態!

 

ということで、折り返しの電車に乗りなんとかダッハウ駅に到着。

写真を撮り忘れてしまったのですが、726番バスに乗ってKZ-Gedenkstautteというバス停で降車します。

 

同じような観光客がチラホラいますので、その人たちの流れに着いていき、ダッハウ強制収容所へ向かいます。

 

この写真が、ダッハウ強制所の入口へ向かう道です。

 

 

ダッハウ強制収容所の見学

強制所まで歩いている道中、

れん
れん
この収容所に連れてこられた人は、どんな気持ちでこの場所の風景をみたんだろう?

なんて考えながら歩いていました。

 

まさかこんな辛い場所だとは思ってもないはず・・・。

う~ん考えさせられますね。

言葉が出てこない。

 

と、バス停を降りて10~15分ほど歩くとダッハウ強制収容所の入口に到着しました。

 

ARBEIT MACHT FREI 「働けば自由になる」

 

そうです。これが見たかったんです。

この標語を掲げたシュペーアと言う人は、ヒトラーに大変かわいがられて側近でナチ軍にいたにも関わらず、無罪判決により戦後も生き延びたという不思議な人。

 

それにしても「働けば自由になる」って・・・。

 

この入口を抜けると、だだっ広い空間が広がっています。

当時は、このスペースいっぱいに収容施設が建てられていたそうですが、今ではこのような広い場所となっています。

 

 

収容所記念碑

何を表現しているのか分かりませんが、有刺鉄線に絡まっている人・・まるで抜け出したくても抜け出せない様子がわかります。

 

修学旅行生と思われる学生たちがたくさんいました。

不良っぽい子は、ダルそうにしてますね(笑)

どこの国も一緒。

 

 

管理棟

当時の管理棟は、今では資料が展示されている博物館として利用されています。

管理棟内部の写真がこちら。

Rauchen verboten

この文字は、「喫煙禁止」という意味らしいです。

タバコ吸う余裕なんてあるんかねぇ。

 

管理棟の裏側の写真も撮りました。

無機質な光景に、少し鳥肌が立ち・・・。

 

 

当時、強制収容所はドイツ各地に建設されたようで、こちらの地図に示されています。

黒いマークの箇所たちですね↓

 

監視塔

ここで囚人たちを監視していたのでしょうか?

 

なんでも、手前に見える芝生エリアに入った囚人を射殺していたそうです。

逃げ出す手前のエリアでの射殺。

むごいですね。

 

なかには、あえて緑のエリアまで走ってわざと射殺されるようにする囚人もいたのだとか・・・。

 

 

バラック

このようなバラックが、当時はいくつもあったそうです。

現在は2棟?だけ建っており、内部の見学ができます。

 

囚人たちの生活した場所です。

3段ベッドで1人ずつ区切られています。

 

この写真は、当時のものではなく再現されたもの。

当時のものは、もう残っていないのですが、バラック棟にはこのように再現されたものが並んでいます。

 

こんな狭い環境でプライバシーもなく押し込まれていたのでは、ストレスも半端ないですし、人間としての尊厳も失われそうです。

 

 

カトリック教会

なぜ教会?って感じなのですが、
これは、強制収容所が解放されてから建築されたものらしいです。

慰霊の祈りをささげるものということでしょうか。

 

 

ガス室

管理棟・バラックエリアから離れた場所に、ガス室がありましたが、私はガス室に足を踏み入れる勇気がありませんでした。

 

もちろん写真も撮っていません。

ガス室手前、脱衣する場所からガス室を見るだけでしたが、非常に重い空気に包まれていまました。

 

全員がガス室まで足を運んでいないようで、ガス室棟?周辺はパラパラと観光客がいるくらい。

ダッハウ強制収容所でガス室が稼働したという事実は残っていないようですが、あったにせよ無かったにせよ非常に残虐です。

 

 

ガス室を見てから、先輩と無言でバス停に向かい帰路へ。

戦争の残酷さ、ナチス軍の残虐さから目を背けてはいけません。

 

私たち日本人こそ、当時の戦争の忌々しい現実を見ておかなければいけないと思います。

そう思った私たちでした。

 

先輩は、その数か月後にアウシュビッツまで足を運んで見学をしたそうです。

私もいつか行きたい・・・。

 

 

おまけ:帰りに・・・

お腹がすいたので、ダッハウ駅横のデリー屋さんでランチを調達!

悲惨な現状を見ても、お腹は減るものですね。

好きなモノを注文しパックしてもらいます。

 

チキンとマッシュポテトをつめてもらい、サワークリームをかけてもらいました!

8ユーロくらいでお腹いっぱいになります。

 

とても美味しかった!!

おすすめです!